膝の症状

膝の関節痛

一般的に関節の炎症によって引き起こされる疾患を総称して「関節痛」と言います。変形性関節症、関節リウマチ、運動障害などがあります。関節痛は、朝起きた時、長時間同じ姿勢でいた時、あるいは長く歩いた後などに関節の痛みや動きづらさを感じる症状です。

1案多いのは、変形性関節症です。人間の関節は軟骨がクッションになって動くようにできていますが、軟骨が加齢とともにすり減ったり欠けたりすることで、周囲に炎症を引き起こします。1番起きやすいのは膝で、立っている時に全体重を支えるのと、立ったり座ったりする際に大きな力が加わりますので、加齢とともに大きな負担になっていく傾向があります。

1度すり減った軟骨は元に戻りませんが、関節に負担をかけないように生活習慣を改善させること・関節を柔軟にして周辺の筋肉を鍛えることにより、痛みは改善できます。

腰の症状

すべり症

腰椎がずれる(=すべる)ことで起こる症状で、原理はぎっくり腰と同じですが、ずれた部位が元に戻らなくなるのがすべり症の特徴です。若い方の場合、腰椎がすべってもすぐに元に戻すことができますが、加齢とともに筋肉や靭帯が衰えてくるため、元に戻すことができなくなってしまいます。すべり症は慢性的な症状のため、加齢とともに徐々に進行していきます。激痛ではないため我慢してしまったり、加齢によるものだとあきらめている方も多いのですが、放置すると脊柱管狭窄症を併発することもあり、早めに改善させた方が良い症状です。

当院では、腰椎や骨盤のバランスを正し、筋肉の緊張を和らげることで痛みを改善させていきます。腰の筋肉や腹筋を鍛えることにより再発を防ぐこともできますので、ご自宅でもできる体操なども指導していきます。

腰部脊柱管狭窄症

腰の神経が通っている脊柱管が狭くなることで、神経を圧迫して痛みやしびれを引き起こします。背骨が歪んでいることが主な原因です。神経の圧迫のため、重症化すると足が痛んだりしびれたりして歩くのが困難になったり、歩けなくなったりします。少しの間休むとまた歩けるようになります。また、前かがみになることで腰の筋肉を緩め、痛みを一時的に解消させることができるため、徐々に腰が曲がっていきます。高齢の方は加齢によるものだと決めつけてしまうこともありますが、脊柱管狭窄症の可能性がありますので、このような症状があらわれたらすぐにご相談ください。

施術方法は、まず腰の筋肉をほぐし痛みを緩和させ、背骨の歪みを正していくことで、症状を改善させていきます。

坐骨神経痛

坐骨神経とは、腰からモモの裏を通っている神経のことです。坐骨神経痛とは、腰椎や骨盤の歪みが、坐骨神経を刺激することによって起こる症状です。辛い時は安静にしていても痛みを感じることがあります。

施術方法は、腰回りやモモ裏の筋肉の緊張を和らげ少しずつ痛みを改善して、腰椎や骨盤の歪みを正していきます。

椎間板ヘルニア

人間の背中には脊椎がありますが、これは椎骨と呼ばれる骨の集合体です。椎骨同士が連結することで1本の軸となっていますが、骨同士を連結させているクッションの役割を果たしているのが、椎間板です。ヘルニアとは突出した状態という意味で、つまりこの椎間板が軸から突出している状態のことを、椎間板ヘルニアと言います。

椎間板ヘルニアというと手術を想像される方も多いと思いますが、1度飛び出てしまった椎間板を元に戻すことは難しいため、ヘルニアは完治しない病気とも言われています。そのため現在では、手術をしないで症状を改善していく保存療法がとられることも多くあります。

当院での施術方法は、骨盤の歪みを正し、腰回りの筋肉をほぐすことで症状を和らげます。また、腰だけではなく、全身のバランスを整えることで骨盤への負担を軽くし、正しい姿勢を身に付けていただきます。

ぎっくり腰

重いものを持ち上げた時などに起こる、急性の症状です。腰の筋肉に炎症が起き、2~3日の間ひどく痛みます。腰に痛みが出る症状のため腰が原因だと思われる方が多いですが、実は足の力が弱っていることも原因の1つです。足で自分の体重を支えられなくなり、腰・骨盤に過度に負担がかかることにより起こります。ぎっくり腰自体は急性の症状ですが、日々の疲れや骨盤の歪みが徐々に蓄積されていき、ある日何かのきっかけで症状があらわれることがほとんどです。そのため、日々の姿勢や生活習慣を改善させることも、再発させないためには重要です。

施術方法は、骨盤を支える筋肉をほぐし、骨盤を正常な位置に正すことで症状を改善させます。

肩の症状

四十肩・五十肩

その名の通り、40~50代の方に起こりやすい肩の症状で、普通の肩こりとは違い、肩の筋肉や関節の炎症が原因です。腕を動かす時などに激しい痛みが起こります。ひどくなると、安静にしていても痛むこともあります。日常生活での動作も制限されるため、非常につらい症状ですが、すぐに改善できる症状でなく、半年~1年ほどかかると言われています。

施術方法は、まずはゆっくりと筋肉をほぐしながら血行を良くし、痛みを少しずつ和らげていきます。痛みが軽減されてきたら、徐々に肩の可動域を広げていき、日常生活をスムーズに送れるようにします。通院時以外にも、ご自宅でできる体操などもご案内させていただきます。

四十肩・五十肩は再発しやすいとされていますので、症状が改善された後も、定期的なケアが必要です。

肩こり

肩こりとは、緊張や悪い姿勢などにより首や肩の筋肉が疲労し、血液の循環が悪くなって起こる症状です。肩の痛みやだるさ、張りなどの症状があらわれます。最近は、パソコン・スマートフォンなどの普及で若い方でも肩こりに悩まされる方が増えています。

肩こりは現代病だから仕方ないとあきらめている方もいらっしゃるかもしれませんが、肩こりに起因した頭痛や耳鳴り、不眠などの症状があらわれることもあります。また、精神的なストレスにもなりますので、できるだけ改善させることをお勧めします。

施術方法は、筋肉をほぐし、血行の流れを良くします。また、普段の姿勢などが原因であることが多いため、正しい姿勢についてアドバイスをさせていただきます。1度施術をしただけでは「その場しのぎ」になってしまいますので、なるべく筋肉が疲労しないような生活を送っていただくことが大切です。

受験整体

勉強をサポートする整体

勉強をしていて長時間にわたって同じ姿勢をとり続けている影響で、筋肉が不要な緊張を起こしてしまいます。

正しい姿勢で座ることができていないと、自分流の姿勢で筋肉がかたまってしまい、疲労などの原因にもなります。

 

当院では、疲れの調整と、普段前傾で勉強することで生じる姿勢の調整をさせていただき、より効率よく、試験の日にも本領を発揮していただけるようにメンテナンスをさせていただいております。

スポーツ整体

スポーツ前後のメンテナンスや痛み

・運動をすると、膝や足の関節が痛くなる

・フットサルで足や腰を痛めてしまった

・野球やゴルフやテニスで腰や肘を痛めてしまった

など

スポーツに関する痛み、パフォーマンスの向上、メンテナンスのお役にたちます。